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いきなりですが、この小説のタイトルの元の歌載せておきます。
いわゆる、イメージ曲的な?

タイトルまんまだしw

ま、本文どうぞ。



「・・・・・・ふぅ。」
久々に走ったな。
疲れた。これくらい走っただけで疲れるとは・・・・・
俺もすっかり鈍ったな。

でもまぁ、ここまでくれば流石にいないだろう。
その2秒後に、俺は自分の考えが甘かったことに気がついた。
ふと振り返ってみると、なにかいた。

こいつ、見たことがある。
サラッとした少し青みのかかった髪、そして、俺より小さい背丈。
なによりも、そいつの発した声。ついさっきまで聞いていた気が・・・・・

「もう、どこにいくんですか!?」

・・・・・・・まじか・・・・・・・

涼香が追いかけてきていた。
額からは一筋の汗が光り、頬を伝って流れている。

「どうして・・・ハァ、にげ・・・ハァ、逃げるんです・・・か?」
息を切らした涼香が俺に質問をぶつける。
「・・・・・・・・・」
「なぁ」
「お前って、部活入ってたっけ?」
さりげなく・・・いや、強引に話しをそらしてみる。
「え?いや、入ってないですけど・・・」
よし、話しがずれた!
・・・・・でも、部活やってない、しかも、女の子に追いつかれたとは・・・
悲しくなるぜ。ランニングでも始めようかな・・・
「ってそんなことはどうでもいいです!」
チッ!
「どうして逃げたんですか?」
「ところでさ、お前の夢って何?」
「え?私の夢・・・ですか?」
「ああ。」
「私は・・・その・・・将来は、‘漫画家’になりたいな、と。思ってます。」
「漫画家!?」
「あ、その・・・はい・・・変・・・でしょうか?」
「べ、別に変じゃないけどさ・・・。お前、ネームとか、ペン入れとか他にもいろいろやったことあるのか?」
「ね、ねーむ?ペン入れ?なんですか?それ?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「は?」

漫画家志望の子の問題発言。
そんなことも知らないでなりたいと思っているのか・・・。
世も末だな・・・。

「あ、今、失礼なこと考えませんでしたか?」
「べーつにぃー。」

「じゃ、次は弘樹さんの番です。」
「・・・俺?」
「はいっ!」

・・・・・・俺の夢・・・・・・・。
俺は小さい頃からの夢があった。
俺の数少ない思い出の中で、印象が強かったもの、

それは、アニメだった。

アニメは、絵のはずなのに、喋っている。
これが、幼き頃の俺には不思議でしょうがなかった。

なんで、絵が動いているんだろう?
なんで、絵が喋ってるんだろう?
なんで?なんで?
アニメからは、俺が疑問に思うことが、ありふれていた。

今となっては、当たり前に分かるが。

俺のなりたい夢、それは、“声優”だ。

俺は、暫く考えるように、黙ってから、言った。

「笑っちまうかもしれないけどさ。俺の夢って、声優なんだよな。」
「声・・・優・・・ですか。」
「人ってさ・・・生まれて、始めて、一番最初にすることって、なんだと思う?」
「え?・・・・そう・・・ですねぇ・・・・」

少しの沈黙があった後に、答えが返ってきた。

「あっ、泣く・・・ですか?」
「ご名答。そう、人は、みんな、生まれてから必ずすることは、泣き“声”を、あげることなんだ。これをしなければ、もう、その人は死んでいることになる。」
「確かに、そうですね・・・」
「生まれた頃から、俺たち人間は、声を出し、今もこうして鍛え続けているんだ。喋ったことがない人なんていないだろうしな。」

「でさ、声ってのは、みんな違うわけだから、どの声が声優向けだとかそんなのは無くて、平等なんだと思うんだ。」

そう。基本、声優は、学歴を問わない。そして、誰にでもなれるチャンスがあった。
だから、俺は声優を目指していたんだ。
でも、現実はそうも甘くない。毎年毎年何千人もの志望者がいるなかで、本当にそれだけで食っていけるのは、ほんの一握りだけ。それが、最近知った『現実』俺は、ほぼ諦めていた。

だが、これといって、就職先は無い。今の俺では・・・小さな町の会社くらいか・・・。

「だから、俺は声優目指してたんだ。」
過去形にして答えた。

「ハハッ!おかしいよな。なに言ってんだろ。俺みたいな不良がな。」
「そ、そんなことないと思います!夢があれば、毎日に学校生活は、充実していると思います。」
「ん?まぁ、それは言えてるが・・・」
それは夢があるからじゃない。お前が居てくれてるからだ。
「じゃぁ、お互い夢に向かって、頑張りましょう!」
「あぁん?」
過去形に気がつかなかったのか・・・
「ぇ、いや、その・・・・うぅ・・・」
言い過ぎたか・・・

「・・・スマン。でも、お前それ本気で言ってるのか?」
「え?」
「いや、だから、お互い頑張ろうってやつ。」
「もちろん本気ですよ?なんでですか?」
「なんでって・・・漫画家にしろ、声優にしても、プロになれる奴なんて、何千といる中で、ほんの一握りの人間なんだぜ?」
「そ、そうですけど・・・」
「しかも、天才な。」
その言葉に、涼香は反応した。

「天才・・・っているんでしょうか?」
「は?いるだろ。」
「もしもいたとしても、その人達が、漫画家として、声優として、それ以外の職業として、道を進むときは、たとえどんなに天才でも、不安はあると思います。」
「・・・・・」

「私たちのこの世界に、“絶対”なんてことはありえませんから。」

涼香は微笑みながら言った。

「どんなに天才でも、やろうとしなければ、何も起こりません。」
「・・・・・・」

「逆に言えば、やろうと思えば、誰でも出来るんです。だって、私たちには、“無限の可能性”がありますから。」
「・・・・・!」

無限・・・可能性・・・出来る・・・俺にでも・・・本当か?・・・

「諦めなければ、夢は叶います。」

諦めない・・・・・もう忘れかけていた単語・・・
その時、不意に俺の頭にある言葉が浮かぶ。


――この学校では諦めろ――


1年のときにバスケ部の顧問の先生に言われた言葉。
あのとき、もしも諦めずに、バスケ部の更生に頑張っていたら、諦めず、今でもバスケットボールを続けていたら、今の俺はきっと、笑っていただろう。――心から。
偽りの笑顔をつくって、今まで俺は自分の殻にこもっていた。
でも、それはただ逃げていただけなのかもしれない。
現実から。

「・・・・・そうだな・・・・・」
俺は閉じていた重い口を開けた。そして、笑った。
偽りではなく、俺の本当の笑顔で。
いっちょ、やってみるか。無限の可能性を信じて。


声優。これが、俺の夢だ。


まだまだ続く。



後書き

今回は、二人の夢みたいなことを書きました。
気がついた人もいるかもしんないけど、どちらも管理人の夢だったんですよねー。
声優は現在進行形ですよ。
個人的にルートBの方が好きなんで、更新頻度はこっちの方が多いと思います。

もう書き尽くして、後書きやる気ねぇ。


この小説の意見、感想、ダメだし、批判どしどし待ってます。

【2009/03/21 23:25】 | 未分類
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未来
お久しぶりです!
わたし∞大好きです♪
これピアノ弾けたらネ申ですよねww
まぁネコふんじゃったも弾けない私は一生ムリですがorz


れきおす
やっぱり付いてきちゃったか・・・

と言うか、この小説なるヒョウさんになぞってるww声優とかバスケとか


keibo
声優かぁ
諦めんなよ!
俺もあきらめないから!


カーピー。
漫画家目指してたんですね・・・、
声優目指して、がんばってください!


おがよう
コメントありがとうございました(・∀・)
クラナドいいですよねーwちなみに春原派ですが何か?(帰

小説・・・初読みなのでストーリーはあらすじはわからなかったんですけど、この話だけでもとてもよかったですよ(^ω^)
特に弘樹の心情の描写はとてもよかった!

どうでもいいけど、この二人を見て岡崎と渚を思い出した俺は馬鹿でしょうか?←


またたび
いいねいいね♪
普通におもろいわ~
続き楽しみにしてますね!


MAXHEBO
はろー
こんなに長い文をうつのは大変でしょう
またきます

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コメント
この記事へのコメント
お久しぶりです!
わたし∞大好きです♪
これピアノ弾けたらネ申ですよねww
まぁネコふんじゃったも弾けない私は一生ムリですがorz
2009/03/21(Sat) 23:32 | URL  | 未来 #-[ 編集]
やっぱり付いてきちゃったか・・・

と言うか、この小説なるヒョウさんになぞってるww声優とかバスケとか
2009/03/22(Sun) 01:09 | URL  | れきおす #-[ 編集]
声優かぁ
諦めんなよ!
俺もあきらめないから!
2009/03/22(Sun) 20:06 | URL  | keibo #-[ 編集]
漫画家目指してたんですね・・・、
声優目指して、がんばってください!
2009/03/22(Sun) 21:18 | URL  | カーピー。 #-[ 編集]
コメントありがとうございました(・∀・)
クラナドいいですよねーwちなみに春原派ですが何か?(帰

小説・・・初読みなのでストーリーはあらすじはわからなかったんですけど、この話だけでもとてもよかったですよ(^ω^)
特に弘樹の心情の描写はとてもよかった!

どうでもいいけど、この二人を見て岡崎と渚を思い出した俺は馬鹿でしょうか?←
2009/03/22(Sun) 21:28 | URL  | おがよう #-[ 編集]
いいねいいね♪
普通におもろいわ~
続き楽しみにしてますね!
2009/03/23(Mon) 20:47 | URL  | またたび #-[ 編集]
はろー
こんなに長い文をうつのは大変でしょう
またきます
2009/03/24(Tue) 18:15 | URL  | MAXHEBO #iWd06CRc[ 編集]
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